高血圧の人は排泄時にも注意が必要

投稿日:2017.09.28

高血圧とは血管に常に高い負担がかかっている状態のことです。高血圧になると糖尿病や腎症、動脈硬化や心筋梗塞、更には脳血管疾患などを発症するリスクが高くなることが明らかにされていますから、これを予防することは非常に重要なことです。
また既に高血圧だと診断されている人は、生活の様々な場面において、血圧にかかっている負担を高めないような配慮が求められます。たとえば排泄時です。便意を感じトイレに座ったけれど、排便の気配がない。そんな時はお腹に力を入れていきむという人は多いかもしれません。しかし実はこのいきみと言う動作は血圧を瞬間的に上昇させる動作でもあります。一説には50mmHgほど血圧を上昇させるとも言われています。そして特に便器が和式であった場合、体勢的にもより息みに力が入りやすいため、この数値は更に上昇する可能性があります。健康な人でも血圧が急上昇することは非常に体への負担が大きなことです。そのためこれが高血圧の人になるとそのまま心臓の血管、あるいは脳の血管が切れてしまったり詰まってしまうと言う可能性も非常に高くなります。そしてそのまま心筋梗塞や脳卒中を発症してしまうと言うわけです。
トイレ特に冬場のトイレでのいきみには気をつけなければいけません。リビングなどの暖かい部屋から空気の冷えたトイレに入った瞬間、血圧は上昇します。そして下半身の下着などを下すことで寒さを感じ、より血圧は上昇します。そこにいきむという動作が加われば、高血圧の人の血管にかかる負担は相当なものとなります。ちなみに温度の急激な変化と血圧の関係で言えば、冬場の入浴も高血圧の人は注意が必要です。ですから高血圧の人はなるべく排泄の際にはいきまないように心がけること、また冬場はリビングなどの暖かい部屋とトイレとの温度差を少なくしておくことが求められます。