下肢動脈硬化症や血管の破裂を招く高血圧は降圧対策で

投稿日:2017.10.29

血圧が少しくらい高くても、何も問題は無いという方も少なくありません。実は高血圧はほとんど自覚症状が現れないと言われています。痛くもかゆくもなければ、さほど気にしない方が大半でしょう。しかし、高血圧の状態が続くと様々な病気を発症するリスクが高まります。中には血管の破裂を招き、死亡する例もあるのです。
高血圧になると動脈の血管が硬くなる、動脈硬化を引き起こします。血圧が高いという場合、血管壁に強い圧力がかかっている状態です。血管壁に強い圧力がかかり続ける事で、動脈は圧力を少しでも耐える為に血管壁を厚くします。この動脈硬化が続くと、大動脈瘤や大動脈解離といった血管が破裂する病気を発症しやすくなるのです。動脈は大きな血管という事もあり、破裂してしまうと大出血を起こします。ですので、大動脈瘤や大動脈解離を引き起こすと、死亡してしまうケースも少なくありません。
また、下肢動脈硬化症という病気も高血圧で発症しやすくなると言われています。下肢動脈硬化症は下半身に血液を送っている動脈に血栓ができ、詰まってしまう病気です。足に栄養素や酸素を行き渡らせる事が難しくなる為、様々な症状を引き起こします。下肢動脈硬化症の症状には、歩行中にふくらはぎやお尻に痛みを感じる、下肢が冷たい、じっとしていても痛みを感じるといった事が起こるようです。
このような症状を感じたら、すぐに病院を受診しましょう。禁煙高血圧になるとこのように大きな病気を発症しやすくなります。ですので血圧が高めという場合は降圧対策をしっかりと行う事が大切です。降圧対策としては塩分の摂取量を控える事が基本中の基本です。また運動や禁煙といった生活習慣の改善も降圧対策になると考えられています。